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こはた接骨院

〒123-0845 東京都足立区西新井本町1-10-9
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体のQ&A

01〜50  51〜100  101〜

01.腰痛の時は冷やした方がいいんですか?
02.腰が痛いけど、マッサージはやめた方がいいと言われた
03.最近つまづきやすいんですが、良い対策方法ありますか?
04.腰の骨が滑ってると言われたけど、治りますか?
05.腰が痛いのに運動をして治るの?
06.仰向けで寝ると腰が痛くなります。どうすればいいですか?
07.太っていると腰痛は治りづらいの?
08.腰痛の時、寝る姿勢に気を付けることはありますか?
09.腰のヘルニアは治るの?
10.気象の変化で本当に痛みは変化する?
11.腰痛コルセットには効果がある?
12.腰痛予防に腹筋訓練は大切だとは思いますが、いざ腹筋訓練を続けても、長続きしません。どうすればいいですか?
13.骨に良い食べ物はありますか?
14.腰に負担のかからない、靴はありますか?
15.猫背は腰に悪いといわれたので背筋を伸ばして仕事をしたが、背筋を伸ばした方が腰が痛い。なぜ?
16.筋肉を太くするには、強い負荷でなければいけない?
17.一日3セットの筋力トレを、朝・昼・夜に分けても効果は同じ?
18.筋トレは週何回やるのが、もっとも効率的?
19.最近、細かい作業が難しくなってきたが、齢のせい?
20.コンセントリックとエキセントリックの違いが分かりません
21.筋トレは何時ごろにやるのがいい?
22.中高年でも負担の少ない筋トレ方法はある?
23.有酸素運動の運動量はどれくらいがベスト?
24.インターバルってどういう意味ですか?
25.運動前のストレッチは、パフォーマンスが低下する?
26.コルセットはどのような時に必要?
27.膝に痛みのでない階段昇降はある?
28.腰の痛い人におすすめの水中運動はある?
29.ぶら下がり体操は腰にいい?
30.自転車こぎの注意点は
31.ぶつけてもいないのに、足が骨折することはあるの?
32.年齢によって怪我の発生のしやすさはある?
33.骨折をしたときの注意点って?
34.骨折後に関節の動きが悪くなったが、もう治らない?
35.関節って神経はあるの?
36.肩がよく脱臼するけど、治りますか?
37.足を骨折して骨はついたけど、体重をかけるのが怖い
38.ジャンプ力を高めるトレーニングはある?
39.筋トレで筋肉が付くのは何歳まで?
40.筋肉は軟らかい方がスポーツには有利?
41.テレビで色々な腰痛体操が紹介されているけれど、おすすめはありますか?
42.肩こりは治る?
43.子供に筋トレは必要?
44.腹筋を効果的に鍛える方法はありますか?
45.筋トレにチューブは良い?
46.電気刺激で筋力強化は起こる?
47.マッサージは肩こりによい?
48.肩こりは、お風呂で温めるとよい?
49.寝違いが頻繁に起こるけど、大丈夫?
50.むちうち損傷にマッサ−ジをしても大丈夫?







 
01.腰痛の時は冷やした方がいいんですか?

腰痛を起こしたすぐの時期には、腰部を冷やして安静にすることが大切です
痛めてから4〜5日を経過してからは、冷やすのではなくて逆に温めるとよいでしょう

温めることで痛みを伝える信号が抑制されますし、温かい刺激が筋肉の緊張を和らげてくれます
ただ、温熱によって痛みが悪化するような場合は、もう少し長い期間冷やすとよいでしょう



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02.腰が痛いけれど、マッサージはやめた方がいいと言われた

腰痛の急性期の場合、マッサージなどを行うことで炎症を強めてしまいますことがあります
また骨粗しょう症といった骨が弱くなる病状の方やステロイド治療をされている方では
マッサージなどの圧迫刺激で簡単に骨が折れてしまうことがあります

妊婦中の方ですと腰回りの刺激で胎児に影響が出ることもあるようです
全ての腰痛にマッサージがいけないという事はありませんが
注意しなければいけない腰痛もありますので
マッサージを受けたいとお考えでしたら、
それらのことを含めてご検討をされると良いかと思います



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03.最近つまづきやすいんですが、良い対策方法ありますか?

運動不足により脚の筋肉が落ちたことが原因でつまづきやすくなっているのでしたら
筋力トレーニングなどで改善すると思います
なるべく脚を高く上げて歩く運動のほかに、歩く際につま先を上げるように意識するように日頃から心がけるとよいでしょう

もし症状が、つまづくだけでなく「脚がつっぱる」「もつれる」などといった事があったり
靴のつま先が減っているなどの兆候がみられる場合には
一度病院で診察を受けることをお勧めします


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04.腰の骨がすべっていると言われたけど、治りますか?

腰椎の辷り症には、骨が分かれたうえですべっている場合と
骨は分かれていないけれどすべっている場合の、二つがありますが
どちらの場合でも、すべり始めた初期の頃であれば、治ることもありますが
長期間経過している場合では、治るのは難しいかと思います

運動療法で治療を行う場合には、すべっている方向と腰椎のアライメントを確認し
なるべくすべり方向への負荷が生じないような、アライメント改善運動を行っていきます
また腰部・腹部の筋力を強化して腰の安定性を高めることで、すべりの軽減につながります

いずれにしても、すべりを治すというよりは、今よりも悪くしないようにという考えでのリハビリになるかと思います


腰椎分離・すべり症について解説しています >>

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05.腰が痛いのに運動をして治るの?

腰痛の完全な治療法というのは、まだ世界中のどこにもございません
運動療法にしても、絶対的な治療法ではございませんが
それでも効果が期待できる治療法の一つとして、医療現場では認識されています

運動療法は、痛めた直後の急性期には行いませんが
回復期や慢性期には有効性が認められているため、積極的に行っていきます
ただ、どのような種類の運動をどのくらいの頻度で行えばよいのかなど
まだ明確な答えの出ていない部分はございます

一人一人の体力ややる気などを考慮したうえで
痛みの出ない範囲で行うことが大切かと思います



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06.仰向けで寝ると腰が痛くなります。どうすればいいですか?


仰向けで痛みが出る人の中には、腸腰筋と呼ばれる腰から股関節に走行している筋肉が
硬くなって痛みの出ていることがよくあります。
腸腰筋が硬くなっていると、仰向けで股関節が伸びた状態では
腸腰筋が腰を前方へ引っ張ってしまうため、腰が強く反り返ってしまいます
この状態で数時間眠りについていると、腰への負担が増して痛みの原因になります
一方で、横向きに寝ると、股関節が曲がるため、腸腰筋が弛緩して腰が反り返ることはありません。
仰向けで寝る場合は、膝の下に座布団を挿入して股関節を曲げた状態で寝ると
いくらか痛みが緩和されるかもしれません


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07.太っていると腰痛は治りづらいの?


肥満体型の方では腰痛を生じやすいとは言われていますが
腰痛と肥満の関連を調査した疫学的調査では、肥満が腰痛に影響がある
とする報告の他に、影響はないという報告もあるため
絶対的な原因とは言えないのかもしれません
ただ、BMI 25 以上で生活習慣病などを生じやすいと言われていますので
そういった病気を起こさないためにも
無理のない範囲で減量をされるのは大切かと思います

BMI の計算は次の方法になります

体重kg ÷ ( 伸長m × 伸長m )= BMI
55kg ÷ ( 1.7m × 1.7m ) = BMI 19.58

病気の最も少ない数値は BMI 22 と言われています


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08.腰痛の時、寝る姿勢に気を付けることはありますか?

腰に負担のかからない寝方は、以下の順と言われています
@横向き
A仰向き
Bうつ伏せ

ただこれも人によって様々で、うつ伏せが一番楽だとおっしゃる方もいます。
ご自身にあった寝方であれば問題ないかと思います

それぞれの寝方でのアドバイスを上げるとすれば
横向きで寝る場合は、腰のウエスト部分にタオルを入れ腰と背骨が真っ直ぐにすると、腰への負担が軽減されます
仰向けに寝る場合、腰の下にタオルを入れるとラクだという方もいますし、膝の下に丸めたタオルを入れて
股関節を曲げるとラクだという方もいます。
うつ伏せの場合は、お腹の下にタオルを入れて、腰の前弯が強くならないように気を付けてください




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09.腰のヘルニアは治るの?


最近ではMRIの普及により腰部椎間板ヘルニアの経過を観察することが出来るようになりました
それに伴ってヘルニアは自然に縮小・消失する場合もあることが分かってきました
ですので現在は、腰のヘルニアは治ることはあると考えられています
ただ、椎間板ヘルニアがあるからそれが直ちに腰痛に関連しているかというと、それは別問題のようで
海外の研究では、健常者の80%弱に椎間板ヘルニアが見られたという報告があります

腰部椎間板ヘルにはについては、こちらでも解説しています >>

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10.気象の変化で本当に痛みは変化する?


天気が悪くなると痛みが出る、という人は多くいます
この原因は気圧が関与していると考えられており
あるラット実験では、気圧を低下させることで交感神経が興奮し
血圧と心拍数が上昇したことが確認されました
人間にも同じ変化が生じるのかは分かりませんが、同様に気圧の低下で
交感神経が活発になり血管が収縮するとすれば、体内は酸欠状態となり
痛みを感じる物質が増加するのかもしれません



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11.腰痛コルセットには効果がある?


腰部コルセットは、現在、保存療法の一つとして多く利用されています
コルセットを装着をすることで
腹圧を上昇させて、腰の筋肉の補助・代償をする効果が得られるという報告があります

患者様の中には、腰痛コルセットをつけていると
筋力が落ちるから嫌だとおっしゃる方がいますが
コルセットを半年間使用しても、筋力の低下は起きないと言われています

急性期であれば、心配をなさらずにコルセットの使用をされると
痛みの軽減も早いと思います
ただ、コルセットをしていれば腰痛が全て治るのかというと
そういう訳ではありませんので、コルセットでの治療の限界も
理解して使用されると良いと思います

腰痛コルセットの解説はこちらでもしています >>

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12.腰痛予防に腹筋訓練は大切だとは思いますが、いざ腹筋訓練を続けても、長続きしません。どうすればいいですか?


確かに、腰痛予防の運動は地味ですし、なかなか長続き出来ない人が多いようです。
ですが、ご自身の腰を守るのはご自身しかいません。
習慣付くまでは大変かともいますが、一度習慣付いてしまえば
毎日苦にならずに出来るようになりますので、それまでの辛抱です、是非頑張ってください。

以下の方法で長続きできるかは、わかりませんが、参考になさってください。
毎日の記録をとりながら訓練をおこなう
音楽を聴きながらおこなう
運動の後のご褒美を用意しておく(ビールや気持ち良いシャワー)
毎日の運動の回数を記録する


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13.骨に良い食べ物はありますか?


骨に良い食べ物というと、カルシウムビタミンDなどがあげられますが
ただそればかりに偏ってしまってもいけません
バランスよく栄養を取り入れた食事が良いと思います

理想の食事は
主食(炭水化物):主菜(タンパク質):副菜(ビタミン・ミネラル)=3:2:1
といわれており
ごはん類:野菜類:肉類=3:2:1
となります

内臓の病気などをお持ちの方で、食事に制限のある場合は
このバランス通りに食事をすることは難しいかもしれませんが
健康な方は、なるべく上のようなバランスで食事をとられるのが理想です

若い方ですと、無理なダイエットを行う場合がありますが
このダイエットによって骨がもろくなってしまう場合も
ありますので、注意してください


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14.腰に負担のかからない、靴はありますか?


腰への負担が少ないのは、低いヒールの靴といわれています
高いヒールの場合では、重心が前方へ移動し
腰が強く反る悪い姿勢になってしまうからです

ヒールの高さの他では
靴底に適度な硬さがある
指先部分が曲がる
履いたときに指先が動かせる余裕がある
などの条件を兼ね備えた靴も良いとされています

最近では、腰痛予防用の中敷きなどが販売されていますので
そちらを利用されても良いと思います。
ただ一人一人足の形は違いますし、歩き方の癖などもありますので
店員の方や、かかりつけのお医者さんなどにアドバイスをもらってから
使用すると、より良いものを使用できるでしょう


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15.猫背は腰に悪いといわれたので背筋を伸ばして仕事をしたが、背筋を伸ばした方が腰が痛い。なぜ?


背筋を伸ばすと腰に良いというのは
背筋を伸ばすと腰のもっとも安定した生理的弯曲(軽く前弯した状態)が得られるからです

生理的前弯を作るには、胸を軽く持ち上げて背筋を軽く伸ばすだけで得られますが
強く背筋を伸ばそうと頑張りすぎると、腰が強く反ってしまう場合があります

腰が強く反ってしまうと、腰の筋肉に負担をかかり痛みの原因となってしまいます

背筋を伸ばすと、どうしても腰が反ってしまうという方は
おへそに力を入れると、腰が少し後方へ押されて正常な弯曲に近づきます


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16.筋肉を太くするには、強い負荷でなければいけない?


そんなことはありません

以前は、筋肉を太くするためには
限界の力で一度だけ動かせる重さ(1RM)の7〜8割の負荷で
10回を3セット程度行うのが通常でした

しかし、最近の研究では、低負荷でも疲労困憊するまで
数セットくりかえせば筋肉が太くなることが分かってきました

筋力訓練を始めたばかりの人が、いきなり
限界に近い負荷でトレーニングを始めても
筋線維を痛める危険もありますし
高齢者の方であれば血圧を高めてしまう危険もあります

最初は無理をせず、長続きが出来る負荷から頑張ってください


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17.一日3セットの筋力トレを、朝・昼・夜に分けても効果は同じ?


一日に行うトレーニングを、朝・昼・夜と分散させても良いですが
できれば3〜4セットを一度に行うと、より効果は高いといえます
というのも、1セットのトレーニングでは、筋線維の全部は使われず
複数回のセットを続けて行うことで
はじめて筋線維はすみずみまで使われると言われているからです

最初のうちは、朝・昼・夜に1セットずつのトレーニングで体を慣らしていき
徐々に慣れてきたら、続けて数セットを行うと良いでしょう


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18.筋トレは週何回やるのが、もっとも効率的?


効果的に筋量を付けるためには、週2〜3回のペースで筋トレを行うのが良いとされています
これは、一回の筋トレで疲労した筋肉が回復するのに、1〜2日かかることからそう考えられているようです
一度筋トレをしたら疲労した筋肉を休ませて、筋肉が回復をしたら再び筋トレを行う
これが、効率的に筋力を付ける方法だと考えられています


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19.最近、細かい作業が難しくなってきたが、齢のせい?


年齢と共に、細かな作業が難しくなることはありますが
中には、首nの病気からそのような症状が出ることもあります

日常生活動作の中では
「ボタンが掛け難い、紐が結べない、箸が使えない」
などの症状が現れた場合は注意が必要です

利き手に症状が現れば異常に気づきやすいのですが
利き手とは逆側に症状が出ると、気づかないことがあります

細かな作業が難しくなってきた、と感じているようでしたら
一度、お近くの病院で検査をしてもらうことをお勧めします


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20.コンセントリックとエキセントリックの違いが分かりません


腕(上腕二頭筋)の筋肉を鍛えるとき、ダンベルを上下に動かす方法がありますが
ダンベルを上げるときは腕の筋肉は短縮しながら力を発揮します
一方でダンベルを下すときは、筋肉は伸びながら力を発揮します

通常、前者をコンセントリック(短縮性)動作とよび
後者をエキセントリック(伸張性)動作とよびます

筋力を鍛えるのに効果的なのはエキセントリックによる筋トレと言われています


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21.筋トレは何時ごろにやるのがいい?


体温や血圧が安定している夕方がベストかと思いますが
起床時間にもよるので自分の都合や調子がいい時間帯でかまいません
ただし血糖値の低い空腹時や
内臓に血液が集中して動きが緩慢になりやすい満腹時などは避けた方が良いかもしれません


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22.中高年でも負担の少ない筋トレ方法はある?


最近話題となっているトレーニング方法の一つに
スロートレーニングというものがあります

スロートレーニングは軽めの負荷でも行うことが出来ます

軽めの負荷をかけて、ゆっくりとした動作もしくは
動作をいれずに(等尺性収縮)トレーニングを行うことで
筋肉を緊張させた状態を保ちます
こうすることで血流が制限されて、乳酸などが蓄積され
成長ホルモンの分泌が促進され、筋肉が太くなります

このトレーニングは、動きは安全ですが
決して楽というわけではありません
無理のない範囲で行ってください


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23.有酸素運動の運動量はどれくらいがベスト?


ある疫学的調査では
一週間に2000〜3000kcalを消費する有酸素運動で
心筋梗塞の罹患率が半減すると報告されましたが
運動量を過剰に上げて、3000kcal以上になってくると
逆に罹患率が上がるとも言われています

これは体内で、細胞を破壊する活性酸素が
増えるためと考えられています

脂肪を消費するための有酸素運動も必要ですが
健康のためには”適度”が大切なようです


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24.インターバルってどういう意味ですか?


セット間の休憩のことです
例えば10回が限界の場合、それ以上は回数ができません
そこで少しインターバルをおいてから再開すれば、またもう1回できます
これを何回かくりかえすと筋肉を限界まで追い込むことができます

筋肥大が目的ならば、インターバルを1分程度と短めに設定して筋肉をパンプアップさせます
筋力アップが目的なら、インターバルを3分程度と長めにとります

トレーニングに変化をつける意味で、インターバルの長さを変える事も時には必要でしょう


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25.運動前のストレッチは、パフォーマンスが低下する?


ストレッチには持続的に筋肉を伸ばすスタティック・ストレッチと
動かしながら筋肉を伸ばしていくダイナミック・ストレッチの2種類があります

スタティック・ストレッチを行うと、その後40分間ほど筋力が20〜30%低下する
という報告があり、おそらくこれが
”運動前のストレッチはパフォーマンスの低下につながる”という話になったのでしょう
しかし、この筋力低下が起こるのは数分間にわたるストレッチをおこなった場合で
通常スポーツ前に行われる数十秒のストレッチでは筋力低下が起こることはありません

一方、ダイナミック・ストレッチは血液の循環を促進し、体が温まりやすいので
運動の前に行うのは最適なストレッチになります

筋肉が短縮したままで運動を行うと、様々な怪我の原因にもなりますので
運動前にはストレッチを行うことは、私は必要だと思っています


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26.コルセットはどのような時に必要?


次のようなケースでは、腰部コルセットが必要といえます
@急性期の腰痛
A手術直後
B仕事などで、腰部に負担のかかる動作をしいられる

コルセットの付ける理由というのは、腹部を圧迫させることで
腹圧を高めて腰へかかる荷重を軽減させること
コルセットによる腰椎の安定化
急激な動作や、無理な動きをしないように意識付けをさせること
などですので、その様な状況が必要な腰痛では
コルセットを付けるとよいでしょう

腰痛コルセットの解説はこちらでもしています >>

                                                                   UP


 
27.膝に痛みのでない階段昇降はある?


階段の昇り降りでは、一段毎に
その段の高さだけ重心を上げたり下げたりするので
体重の何倍もの力が膝に加わります
膝に痛みを持っていれば、なおさら痛みが強く出てしまいます

膝が痛いときの階段昇降の方法は
登るときは痛くない側の足から昇り、一段一段両足をそろえるようにして昇ります
逆に降りるときは、痛みのある側の足から降り
やはり一段一段両足をそろえて降ります

それでも痛みが出る場合は、体を少し横向きにして
膝をなるべく曲げないようにして階段昇降を行うと
痛みは軽減できます


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28.腰の痛い人におすすめの水中運動はある?


腰の痛い人にすすめられる水中運動や水泳は
水中歩行、クロール、平泳ぎなどになります

逆にあまりおすすめできない水泳は
背泳ぎやバタフライです
背泳ぎは、背中が反った姿勢で無理に足を上方へキックするため
腰への負担が生じます
バタフライも呼吸動作の際に、強く腰を反るため
腰への負担が増大します

せっかく健康のため、予防のために運動を行っても
その運動のために体を痛めてしまったのでは、本末転倒です

無理のない範囲で、少しずつ運動を行ってください

こちらでも腰痛の方に適した水中運動の方法を紹介しています >>

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29.ぶら下がり体操は腰にいい?


ぶら下がり状態を維持することで
腰には体重の30%程度の牽引力が働くといわれます
ただ、ぶら下がりを長時間維持していると腰や全身の筋肉に力が入ってしまいますので
実際にはそれほどの牽引力は得られません

ぶら下がり体操の注意としては
急性期の腰痛や肩障害などがあると、症状を悪化させてしまうことがあります
またいきんで行うと、血圧が上がる事もあるので注意をしてください

適度に行う分には、リラックス効果も得られて良いでしょう



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30.自転車こぎの注意点は

自転車エルゴメーターは、最近では
一般家庭用の機器などが随分と普及しています

最近の機器は心拍数をモニターできますし
運動負荷や時間なども自由に設定できますので
運動に不慣れな方でも安全に始められる運動の一つではないでしょうか

エルゴメーターで運動を行う際の注意点ですが
この運動機器は長時間同じ姿勢を維持していることから
間違えると腰痛を引き起こすこともあります

肘を曲げて、やや前傾姿勢、ペダルが一番下に来た時に
膝が軽く曲がる状態が良い姿勢となります

無理のない範囲で、少しずつ運動量を増やしていくと良いでしょう


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31.ぶつけてもいないのに、足が骨折することはあるの?


通常、骨折は大きな力が骨に作用して起こるものですが
小さな力でも一カ所に繰り返し作用をすれば
力が集積して骨折をすることがあります
これを疲労骨折と呼び、スポーツ選手にはよく発生する骨折の一つです

ランナーであれば、足やすねの骨に
ダンサーでは、すねの骨
ゴルファーは、肋骨に発生する傾向があります

疲労骨折では骨がボッキリと折れるわけではないので
痛み始めた初期にはレントゲンを撮っても骨折は分からず
2〜3週間が経過して、骨折部の骨形成が見られて初めて
骨折をしていた、と分かります

繰り返される無理な負荷がこの骨折の第一原因となりますので
同一方向、同一部位へ運動負荷がかからないように注意することが
骨折を起こさないためにも必要でしょう



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32.年齢によって怪我の発生のしやすさはある?


成長期(幼児期〜高校)では学童期を過ぎると
体格が急激に大きくなりますし活動量も多いため
運動器の怪我が発生しやすい時期といえます
一方で、この時期は身体治癒力も高いので
怪我をしてもすぐに治ってしまうのが特徴でしょう

青壮年期、高齢期では、運動の機会は少なくなるため
怪我の頻度自体は少なくなりますが
組織の新陳代謝や体力の低下、高齢者であれば関節変形も伴って
成長期に比べると、骨折などの大きな怪我を起こしやすく
種々の運動器損傷が誘発されます
また、それらの障害の治癒も長くなる傾向があるといえます


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33.骨折をしたときの注意点って?


怪我をして、骨折の疑いのあると感じたときは
骨折をしていると思われる所を、動かないように固定して
病院へ行かれると良いのですが
年齢や骨折の大きさによっては、顔面蒼白
気分が悪い、意識がもうろうとする、冷汗、頻脈
などの症状が出ることがあります。これは骨折によるショック症状ですので
早急に救急車を呼ぶか、病院へ行ってください

もし近くで怪我をされた方にショック症状が出た場合
誰にでも出来る救急処置がありますので、行ってください

頭を低くして、足を高くして仰向けに(上を向いて)寝かせ
衣服は胸腹部を開いてゆったりさせます
全身を毛布で包み、とくに手足の保温に努めてください
安静が大切で、乱暴にあつかったり体を揺らしたりすることは厳禁となります


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34.骨折後に関節の動きが悪くなったが、もう治らない?


骨折をすると、骨折部に隣接する関節を含めてギブス固定を数週間しますので
関節を構成する靭帯、皮膚、筋、関節包などが萎縮、収縮してしまい
関節の動きに制限が生じる事があります
これを関節拘縮と呼びます

関節拘縮を治すためには、リハビリが必要となりますが
子供の場合は、数週間で拘縮はなくなります
ただ大人の場合は、関節が硬くなりやすく
また一度硬くなったものは治り難いため
制限を残すことが多い傾向にあります

骨折をした場所が関節面であったり、骨折が変形して治癒した場合は
更に制限は残りやすくなります

骨折によって硬くなった関節を軟らかくするリハビリは
開始するのが早ければ早いほど効果は得られます
怪我をされて半年や一年が経過してしまうと
なかなか改善はみられなくなってきます

症状が固定してしまった場合は、関節の動きを良くするのではなく
動きに制限はあるなりに、上手に日常生活を送れるような
動き方を覚えることに重点を置かれると良いと思います


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35.関節って神経はあるの?


関節には神経はちゃんと存在しています
関節を包む袋には感覚をつかさどる神経が豊富で
関節面の、位置情報や、運動に重要な働きを担っています

ですので、関節面を怪我された場合は
早めに適切な処置をすることが
神経の回復を早めることにも繋がります

若い方の中には軽い足首の捻挫くらいでは
放置をする方が多いようですが
もし神経が損傷していた場合、そのまま放置してしまうと
位置情報や運動情報が得られないことによる障害が起き
後々になって、足関節の変形などの原因となり
痛みが出ることもありますので注意が必要です


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36.肩がよく脱臼するけど、治りますか?


肩関節が繰り返し脱臼する理由は沢山あります

身体的な特徴としては
関節面の発育障害や、関節の緩みなどがあります

一度脱臼を経験していて、それに続発するものとしては
初回の治療不良や、脱臼を起こした際に周りの腱も切れてしまい
骨を固定できなくなってしまっている、ことなどがあります

保存的な治療としましては、肩周りの、特に脱臼を阻止する筋肉を鍛えて
再発防止に努めるリハビリを行っていきます
このリハビリで脱臼を予防できる場合もありますが
それだけでは完全ではない場合もあります

しかし、放置していて良くなるものではありませんので
結果はどうあれ、筋力訓練のリハビリを行うことは必要かと思います


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37.足を骨折して骨はついたけど、体重をかけるのが怖い

骨が付いているのでしたら、体重はかけても大丈夫でしょう
骨というのは体重かかかることによる
圧力刺激によって活性化して成長します

子供の骨折では、安静にしてくださいといっても
どんどんと体重をかけてしまいます
しかし、これが骨折の直りを早くしている
一因となっている面もあります

骨折をした所の骨は、他の所に比べて骨の密度や太さが
高くなり丈夫にますので、骨折は起こりづらくなっています

骨折の後というのは不安もあり、体重をかけられない
という事もあると思いますが
大事にしすぎて体重を掛けないでいると
健康な骨が弱くなってしまいますので
日常生活動作の中でしたら、心配をなさらずに
体重をかけるように意識をされると良いでしょう


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38.ジャンプ力を高めるトレーニングはある?


一般的なジャンプ力を高めるには
ジャンプ時に最も発揮される筋肉を鍛えればいいので
ふくらはぎ、太ももの前面、お尻の筋肉を
重点的に鍛えればよいという事になります

ただ、スポーツ競技の中でパフォーマンスを高めたい
という理由があるのでしたら、更に鍛える部位やバランスを
細かく決めた方が良いとでしょう

というのもバレーやバスケ、高跳びなど
ジャンプ競技には色々ありますが
そのどれもが同じジャンプの方法ではありません
また競技者一人一人に、踏切りの足などもあるでしょう

パフォーマンス向上という目的があるのでしたら
一度、身近にいる、体の知識を持っている方に
相談されるのも良いかと思います


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39.筋トレで筋肉が付くのは何歳まで?

適切なトレーニングを行えば、100歳を超えても
筋肉が太くなったという例は確認されています

運動をしない生活だと、筋肉量は30歳をピークに
年間に約1%のスピードで減り始め
70歳にはピーク時の半分になると言われています

タンパク質の摂取や、適切な負荷をかけた
筋力トレーニングを行えば
たとえ50代でも、60代でも、筋肉は強化され太くなっていきますので
”やってみようかな”と思った時に、ぜひ筋トレを始めてみてください



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40.筋肉は軟らかい方がスポーツには有利?


遅筋線維は硬く、速筋線維は軟らかいという特徴があるのですが

持久力の必要な競技では遅筋線維をよく使い
瞬発力の必要な競技では速筋線維をよく使います
ですので、持久力の必要な競技の場合は
少し硬めの遅筋線維がある方が有利でしょう

ただ、これは構造的な筋肉の柔軟性の話ですので
疲労が溜まりすぎたり、トレーニング後のケアをせずに
筋肉の緊張が高まっている状態の硬さでしたら
筋肉をストレッチしたり、マッサージしたりして
柔軟性を高めなければ、パフォーマンスは最大限に発揮できないでしょう



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41.テレビで色々な腰痛体操が紹介されているけれど、おすすめはありますか?


最近では、テレビだけでなく雑誌でも腰痛体操が紹介されていますが
多くの運動は、一般的な腰痛に対応したものを紹介していますので
ご自身が長続きが出来そうだな、と思う運動であれば
それが一番良い運動になるでしょう

ただし選択した運動を行っても効果が出ない、症状が悪くなる
といったことがありましたら、それは
ご本人の腰痛には合わない運動である可能性もありますし
どこか、やり方が間違っている場合もあります

その場合は、専門の病院でご自身にあった運動方法を
細かく指導を受けることをお勧めします




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42.肩こりは治る?


肩こりは、持続的な筋肉の緊張で
肩周りの血液循環が悪くなると生じます

頭の重さはボウリングの球ほどの重さがありますので
普通の姿勢を保っているだけでも、首の筋肉には負担がかかります
ディスクワークなどの作業で頭を前に傾けると
更に負担は増加します

姿勢としては、肩の上に頭が来るような姿勢であると
首への負担は軽減できます

また長時間同じ姿勢で作業や仕事をするのではなく
30分から最低でも1時間に一度は休憩をいれて
姿勢を変えることも、予防につながります



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43.子供に筋トレは必要?


筋肉を太くすることが目的でしたら
基本的には思春期を過ぎなければ筋肉は
太くなっていきませんので
意味はないかと思います

ただ、以下のような目的として
筋トレを行う事は大切です

・ケガをしない体作りのため
・基礎的な筋肉の能力を高めるため
・成長ホルモンの分泌を促すため

子供の場合、骨も成長段階ですので
無理のない範囲で筋トレを行ってください



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44.腹筋を効果的に鍛える方法はありますか?


腰痛をお持ちの方は”腹筋を鍛えた方が良い”
とよく言われると思います

この”腹筋”ですが
鍛えるとお腹が割れる部分の”腹直筋”だけでなく
深部の筋肉である”腹横筋”も同時に鍛えると
トレーニング効果は倍になります

方法ですが
仰向けで頭を持ち上げる腹筋強化のさいに
顔を持ち上げるのと同時に息を強く吐きます
すると、腹直筋だけでなく腹横筋も
強く収縮されます

これを何か月か続けたとき
普通に腹筋運動をするのに比べて
格段の効果の違いがみられるでしょう

もう少しくわしく腹直筋の訓練方法を知りたい >>
もう少しくわしく腹横筋の訓練方法を知りたい >>


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45.筋トレにチューブは良い?


チューブはご存知の通り、最初は負荷が少なく
引っ張るに従って負荷が大きくなるため
動作の中期から後期にかけて力を発揮するようになっています

しかし、一般的な運動では
筋肉が力を発揮するのは、動作の初期から中期にかけてですので
チューブのトレーニングでは逆の結果になってしまいます

筋トレの目的が運動パフォーマンスを上げるためでしたら
動作の初期から負荷をかけたいので
チューブよりダンベルの方が最適でしょう

チューブは引っ張るに従って抵抗が増すこと
きつくなった所でやめられる事などがメリットで
リハビリなどに向いた器具といえます



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46.電気刺激で筋力強化は起こる?


電気刺激で筋肉が太くなることはありますが
そのためにはかなり強い刺激が必要になります
筋力強化が目的であれば、通常の筋トレを行ったほうが良いと思います

病院のリハビリで、マヒをしてしまった筋肉に電気を当てることがありますが
これは、筋肉を強化するために行うものではありません

今の所、筋力強化には頑張ってトレーニングをすることが
一番といえるでしょう



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47.マッサージは肩こりによい?


マッサージは局所の血行促進に効果がありますので
基礎的疾患のない局所症状の肩こりにはよいでしょう

ただし首から腕にかけての痛みやしびれなどの神経症状がある場合は
マッサ−ジをすることでかえって神経症状を
悪化させてしまう場合もあるので注意が必要です

また肩こりというのは
肩周りの筋肉に負担がかかればすぐに再燃するので
マッサージだけに頼って改善させるのではなくて
できれば自分自身でも簡単にできる運動を行い
肩こりの予防に努めることも大切ではないでしょうか



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48.肩こりは、お風呂で温めるとよい?


肩こりの場合、湯船に首までつかり温めると
肩のまわりの筋肉の血行が促進されて、症状がやわらぎます

半身浴を行う際は、あたたかいタオルを首から肩にかけて温めると効果的です

しかし、心臓に異常がある人は充分に注意が必要ですので
かかりつけの内科医師によく相談されてから行いましょう


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49.寝違いが頻繁に起こるけど、大丈夫?


朝起きて急に首の痛みを自覚することがあります
こんなとき、「あっ、寝違えた」と思う方が大部分だと思います

しかし、このような痛みの中でも、数日間に渡って痛みが続いたり
日に日に痛みが強くなる、首から肩、腕、手などに痛みやしびれを伴う場合などは注意が必要です
ただの寝違いよりも「頚椎椎間板ヘルニア」や「頚椎症」であることがあります

頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症の神経根症状の特徴としては
主に片方の首〜肩〜腕〜手にかけての痛み、しびれ、力が入りにくいなどです

「寝違い」と思っている方のなかで、上記のような症状を合併している方は
一度、整形外科を受診されることをおすすめします



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50.むちうち損傷にマッサ−ジをしても大丈夫?


むちうち損傷でマッサ−ジをする場合
骨や神経・筋肉に損傷が無いか確認することが大切です

首周りの組織に損傷があるのにもかかわらず、力任せに揉むような
マッサージを行ってしまうと、痛みが強くなるばかりか
大変な障害を残すこともありますので注意が必要です

検査をした結果、問題となるような損傷がなく
痛みの原因が筋肉の緊張だけだと分かれば
マッサージを行っても大丈夫です

ただしその場合でも
むち打ち損傷を起こして間もない時期に行うことは禁忌で
できれば4〜5日をおいて様子を見ながらマッサージを開始するのがよいでしょう


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